【せたがやしぐさ】立場と立ち位置
――― Putting Yourself In Someone Else’s Shoes ―――
人類の継続性のなかでその先端にいる現代のわたしたちは、人生のあらゆる場面において、いろいろな立場に自分の身を置いています。学生として、会社の社員として、経営者として、父として、母として、子供として・・・。
かく言うわたくしも、あるときは経営者として、ある時は父として、あるときは地域の一構成員として、多種多様な活動をしております。活動のその時その時に(人生の局面において)、その立場上からの判断をしなければなりません。
昨日も、その立場上、日本を(あるいは世界も?)揺るがす判断をされた方がいました。老若男女、日々わたしたちはその置かれた立場において判断をくださなければならないのです。
ただし、その判断にはかならず大なり小なり他者に影響を与えます。たとえば、夏休みも終わりに近づき、我が家もご多分にもれず2人の小学生は、宿題にとりかかる気配を見せませんでした。良し悪しは別として、親という立場から「宿題は大丈夫なのか?」と注意するわけです。それですぐにとりかかれば良いのですが、まったくそれでも改善されない場合に“やさしいことばでは埒が明かない。” 仕方がないので“雷を落とそう!”という判断を下します。
それを受けて小学生たちは、反抗心いっぱいでも、やはり父親の雷は怖いらしく渋々宿題にとりかかります。子供たちにしてみれば、小学生という立場上、宿題はやらなくてはならないとは認識していますが、いま叱られてからやるのは面白くないわけです。モチベーションも減退します。
そして僕はもっといい宿題のやらせ方があったかも?と反省するわけです。相手側の立場を理解したうえで、どうせどなってもお互い気分が悪くなるだけだから、他の方法を考えようという精神的なゆとりがあれば良かったわけです。
宿題を大好きという小学生はそういないわけで、相手の状態を考慮した、すなわち相手の“立場”を理解しようとする“立ち位置”を決めてからことに当たれば雷は落とさずにすむのです。
なかなか難しいとは思いますが、立場と立ち位置、よく考えて行動したいものです。
今日もお付き合いいただき有難うございます。
【せたがやしぐさ】事務局 櫻井重之
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