【桂 才賀 師匠】
お陰様で9月16日に締め切らせていただきました「せたがやしぐさ」五箇条に多くの作品が寄せられました。皆様のご応募に対してスタッフ一同心より感謝申しあげます。10月5日の発表会では、NHKなどのメディアの取材も予定されています。あと約2週間、準備に東奔西走です。
さて、9月21日付け「朝日新聞」朝刊の記事、「ひと」欄にわたくしたちの「せたがやしぐさ」プロジェクト開始イベント(本年7月26日開催)で軽快な落語をご披露してくださった桂才賀師匠のことが掲載されていました。師匠は海上自衛隊に在籍経験もおありということです。その後落語の世界に入られて奥様の郷里の沖縄を皮きりに全国の刑務所や少年院を訪れること、のべ1,017回に及ぶそうです。現在は師匠のような活動をする、すなわち志を同じくする仲間たちも80人近くに増えて、活動開始から今年で25年目になるそうです。
「笑って泣いて、心の余裕を取り戻してこそ、犯した罪と向き合えると思うんです。」という言葉に深い、この25年の思いがあるのではないかと感じました。最後に「2度目、3度目は、どうかシャバの寄席で、今度は有料で、お願いします。」と結んでいます。
わたくしたちの「せたがやしぐさ」もそのときそのときは、例えば、道ですれ違うひととは、その後また同じように再会する可能性は限りなくゼロにちかい(でしょう)。(毎朝同じ時間にすれ違う人は除いて、)一期一会の精神なのです。その一期一会の場面、場面で「肩引き」、「傘かしげ」など相手を思いやるさりげないしぐさができると嬉しいですよね。自分がしなくても、相手がそういう対応をしてくれたらなお嬉しいです。こうしたしぐさに思いを込めて、相手を思いやるという精神が積み重なって5年、10年とたてば、小さな一歩の思いやりが少しずつでも人々の心の中で息づいて、そして継続されていき、地域社会も自然とおのずからより良い方向に進んでいくのではないかと思います。志を同じくする仲間も増えて、地域のひとびとを思いやる心がなんらかの形になるのではないかと思うのです。
一朝一夕には参りませんが、「継続は力なり」です。
「せたがやしぐさ」事務局 櫻井重之
0 件のコメント:
コメントを投稿