「せたがやしぐさ」五箇条が決定!!

ご応募いただいた382通の作品の中から、せたがやしぐさ五箇条(2008年版)が以下のとおり決定しました。

一 ゆずりあいさつ
      狭い道をすれ違うときは、お互いにゆずり合う気持ちをもつ。ゆずってもらったらお礼を一言。

一 ちょこっと勇気 
     まちの中で身体が不自由な方と出会っても、なかなか勇気が出なくて、ひと声がかけられません。そこで、ちょっぴり勇気を出して、「何かお手伝いできることはありませんか」と声をかける。

一 みちにもきづかい
      公園や道のゴミに気づいたらさっとひろって、次に通る人が、道が気分よくすごせるように 気づかい、きれいな町を守る。

一 のばし箒(ほうき)
      自分の家の前だけでなく、お隣やお向かいの所までお掃除の範囲を広げる様心掛ける。

一 ペコリ運動
      道をゆずってもらったり止まってもらったりしたら必ずえしゃくをする。

せたがやしぐさVTR

2008年10月21日火曜日


のばし箒(ほうき)

 毎朝7時10分過ぎに娘を最寄りの駅まで送って行くのが平日の仕事前の日課となっている。それも、はや2年半となるが、その同じ時間帯に、いつも同じ場所で、同じシチュエーションでお会いする方々がいる。そのなかに、特に僕が勝手に名前をつけているひとがいる。それは、「掃除おやじ」である。“レレレのおじさん”よろしく、彼はほぼ毎日朝の掃除を続けているのである。こちらは車を運転しているので、「お出かけですかぁ?レレレのレー」などと頭をかきながら彼からことばをかけてくることはない。会話を交わすことはないが、毎回彼の掃除している横スレスレを、ゆっくり車ですれ違っているとなんだか知り合いのような気がしてきて不思議だ。

 彼の掃除領域は広い!自分の家の領域(何故彼の家を知っているかというと彼の家の前は僕がいつも通る道路だから。)をはるかに超えて、前後左右約50メートルは“越境”している。これぞまさに、せたがやしぐさ五箇条のひとつ、「のばし箒」をすでに実践・励行しているひとではないか!!
 のばし箒の意味するところは、「自分の家の前だけでなく、お隣やお向かいの所までお掃除の範囲を広げる様心掛ける。」である。彼は、向こう三軒両隣どころが、10軒先くらいまで、掃き掃除をしているのである。しかも勝手に掃除おやじなどと命名されて・・・。

 おそらく彼は、几帳面なひとだと思う。手を抜くことができないので、ここまでと決めて、その範囲を終了し、ふとその数十センチ先に落葉を見つけると、彼は進んでその落葉を広い、またここまでと決めて掃くのをやめようとふと顔をあげたら、またまたそのちょっと先に落ちている空き缶に気づいてしまい、そこまで掃除をする。そのようにして彼は版図を広げていった(自然と広げてしまった)に違いない!

 先日、休みの日に、ある60過ぎらしいおじさんが、小さな男の子の手を引いて、にこにこしながら小道を歩いていた。このとき僕は自転車だったので二人と移動速度が違うので、あっという間に、この二人を通り過ぎてしまった。通り過ぎた瞬間、あれどっかで見たことある顔だなぁ~としばし思案・・・。数秒後、そうだ!掃除おやじだぁ。おもわず声を出してしまうほどであった。

 子供はおそらく彼のお孫さんであろう。その孫に「君のおじいちゃんは、毎朝欠かさず近所をお掃除してくれているんだよ。お爺ちゃんにありがとね。」とそっと耳打ちしたくなるほどの微笑ましい光景であった。(写真はインタネットから。)

今日もお付き合いいただき感謝!
【せたがやしぐさ】事務局 櫻井重之

2008年10月17日金曜日


金木犀 “かおり”と“におい”

 早朝、ランニングをしていると四季折々の季節の表情を感じることができて意外と面白い。今朝は、どのからともなくあの香り。このあたりでは、みな同じブランドのトイレの芳香剤を使っているのだろうか?・・・と思ったら、金木犀である。僕はこの可憐なオレンジ色の花が大好きである。
 でもかわいそうな花である。
 甘いさわやかな香りをなんともほのかに、どこからともなくただよわせてくれるのであるが、イメージはトイレの芳香剤の臭い!芳香剤製造会社の責任は重いと思う。そのイメージとは怖いものである。ラベンダーはまだアロマでどっこい生き残っているのに、なぜ金木犀だけ?
 さて、そんな中で朝、困っているのは、”におい”のほうである。その発生源は犬のアレである。最近の社会状況もあるのでしょう。ペットを飼う人が増えているらしい。ペットを介して飼い主同士の交流が持てたりしていいことである。
 ただし今だに、犬の糞をそのままに、しかも僕のランニングコースに放置していく人がいる。夏は、日の出が早いのでいいのだが、これから冬に向かって5時ごろはまだ暗い。もう今でも。眼が悪いし、暗いのでその“おき土産”に気がつかないのである。
 踏んだ瞬間、妙なボリューム感が足裏にあり、また次の瞬間、スニーカーごと数センチ前にスライドするほどのボリュームの時もある。許しがたい!!
 でもそんなときは、“ウン”がついたと思ってラッキー、今日はいいことありそう!と勝手解釈することにしている。そうでも思わないとやっていられない。踏んだことを忘れて、その靴で車に乗ったときの社内に広がる“芳香”は、経験したものにしかわからない、ひどいものである。(きたない話で本当に申し訳ない。特に食事中の方には。)
 犬に罪はない。
 どうか全国の飼い主の皆様のうち、犬の糞はそのままに放置している飼い主の皆様!その道は、あなたのあとにも通る人がいるということを忘れないでください。コンビニ袋に数枚ティッシュを入れて、ティッシュを“おき土産”にふりかけ、コンビニ袋を手袋代りにして、お土産ごとつかむ。暖かな感触とともに、お土産の重さを感じながら、くるりと袋の内外を反転させればいいだけである。ほんの数秒の作業である。
 せたがやしぐさ五箇条の一つである、「みちにもきづかい」(意味するところは、公園や道のゴミに気づいたらさっとひろって、次に通る人が、道が気分よくすごせるように気づかい、きれいな町を守る。10月16日の記事参照。)がそれを提起してくれている。 
 今日もお付き合いいただき感謝!(写真はインタネットから。)

【せたがやしぐさ】事務局 櫻井重之

2008年10月16日木曜日

【せたがやしぐさ五箇条】

皆様からご応募いただいた382作品の中から「せたがやしぐさ」五箇条が次のとおり決定しました。

一 ゆずりあいさつ
(意味) 狭い道をすれ違うときは、お互いにゆずり合う気持ちをもつ。ゆずってもらったらお礼を一言。

一 ちょこっと勇気
(意味)まちの中で身体が不自由な方と出会っても、なかなか勇気が出なくて、ひと声がかけられません。そこで、ちょっぴり勇気を出して、「何かお手伝いできることはありませんか」と声をかける。

一 みちにもきづかい
(意味)公園や道のゴミに気づいたらさっとひろって、次に通る人が、道が気分よくすごせるように気づかい、きれいな町を守る。

一 のばし箒(ほうき)
(意味)自分の家の前だけでなく、お隣やお向かいの所までお掃除の範囲を広げる様心掛ける。

一 ペコリ運動
(意味)道をゆずってもらったり止まってもらったりしたら必ずえしゃくをする


「せたがやしぐさ」事務局

2008年10月14日火曜日


ゲーテッドコミュニティと神無月のころ

 週末の朝日新聞に、ゲーテッドコミュニティ(Gated community)という耳慣れない用語の記事が出ていた。ゲーテッドコミュニティとは、「住宅地の周囲を高い塀で囲ってしまい、ゲートを設けて出入りを制限しているのが最大の特徴である。欧米では、1980年ごろに登場した。近年、日本でもゲーテッドコミュニティの形をとる大規模マンションなどが現れている。しかしながら、地域が分断されるなどとして周辺住民が反対運動を起こすケースもみられる。」(Wikipediaより)とある。要するに、自分の住んでいるコミュニティを閉じた空間で囲ってしまおうというわけだ。もちろん、僕たちはそれぞれの家に住み、その空間は閉じられているわけではあるが、より範囲を広げてコミュニティ自体を閉じてしまい、要塞のように外部との交流を制限しようというわけである。
 たしかに昨今の社会状況を鑑みると「安全、安心なまち」からほど遠い事件が多発しており、治安の悪化は子供をもつ親としては非常に重要な問題である。
 昔、兼好法師が「徒然草」の「神無月の頃」で書いているように、

 『神無月の頃、栗栖野といふ所を過ぎて、ある山里に尋ね入る事侍りしに、遥かなる苔の細道を踏み分けて、心細く住みなしたる庵あり。木の葉に埋もるゝかけ樋の雫ならでは、つゆおとなふものなし。閼伽棚に、菊紅葉など折り散らしたる、さすがに、住む人のあればなるべし。

 かくてもあられけるよと、あはれに見るほどに、かなたの庭に、大きなる柑子の木の、枝もたわゝになりたるがまはりを、厳しく囲ひたりしこそ、少しことさめて、此の木なからましかばと覚えしか。』
とある。

 後段だが、枝にみかんがたくさんなっている木の周りを、みかんが盗まれないように囲ってあったのには少々興ざめがして、いっそこのみかんの木が無かったらいいのにと感じたという。しょせん鎌倉の時代から、人間の本性は変わらないのだろうか。
 ひととひととの交流を前提にしてコミュニティは成り立っているのである。そのコミュニティが交流を制限しようとし始めたとき、今後僕らの社会はどのように変わっていくのだろうか。
 そんな将来には、もうせたがやしぐさも必要なくなってしまうのではと危惧する今日この頃である。
(写真はインタネットから。)

【せたがやしぐさ】事務局 櫻井重之

2008年10月10日金曜日


最近の世相から・・・
振り込め詐欺 Big Brother Is Watching You!
 駅前のATMに並んでいたら、僕の目の前を携帯で話しをしながら順番待ちの中年の女性が通り過ぎました。前の人が終わって彼女の番です。彼女はまだ携帯を耳から離そうとしません。ATMのマシンの前に立ちました。それでも彼女は通話中です。
 次の瞬間、僕の横をすーっと黒い影が通り過ぎました。その影は、ATMの前に立った電話中おばちゃんの後ろに立ちました。
 「なんやこの人・・・。」と思って見ていたら、
 「失礼します!こういうものです。」と腕章をおばちゃんに見せました。腕章には“警視庁”の文字。
「振り込め詐欺警戒中です。失礼ですが、そのお振込み、大丈夫ですか?」とおばちゃんに呼びかけました。おばちゃん、きょとんとして、「はぁ?」

黒い影の人、「振り込め詐欺の警戒中です。」
おばちゃん、やっと状況を理解したのか「大丈夫、大丈夫。」
黒い影の人、「電話の方は振込先の方?」
おばちゃん、「会社の振込みだから、私んじゃないから。」
黒い影の人、「大丈夫ですね。失礼しました。」

 別のATMが空いて、僕の順番が来たので、その後のやりとりは残念ながら聞こえなかったが、TVのニュースで聞いていた「振り込め詐欺」への警戒強化態勢を身近なところで目撃して、ことの重大さに怖くなった。世田谷区内だけでも、平成19年度で約300件、五億円の損害だそうである。一日どこかで区内のひとが被害になっている計算である。なんと1日当たり160万円!!の損失。驚くべきことである。

 人情につけこんだ許しがたい犯罪であると思う。でも黒い影に見つめられながら、ATMのボタンキーを操作するのは、日本もここまで来たか!と思いとても悲しい。なんだか警察国家になって、”Big Brother is watching you!”という感じがしていやだが、これ以上被害を拡大させないためには、止むを得ないだろう。「私は大丈夫。」と思わずに、意識して自己防衛をしなくては・・・・。冷静に電話の内容を確認すること!心がけましょう!!(写真はインタネットから。)

 今日もお付き合いいただき感謝申し上げます。

「せたがやしぐさ」事務局 櫻井重之

2008年10月6日月曜日

【「せたがやしぐさ」五箇条が決定しました(速報)】

10月5日せたがやしぐさ五箇条決定イベントがおこなわれました。
そこで、せたがやしぐさ五箇条、特別賞ならびに優秀作品賞を発表しました。
五箇条、特別賞の名称は以下のとおりです。

「せたがやしぐさ」五箇条
 ・みちにもきづかい
 ・ゆずりあいさつ
 ・ちょこっと勇気
 ・のばし箒 
 ・ペコリ運動

特別賞
 ・携帯しつけ
 ・心を開く(かいほう)
 ・どうぞ
 ・ココロチップ(せたがやチップ)

「せたがやしぐさ」事務局 大古田定巳

2008年10月5日日曜日

【北沢タウンホールへGo!】

 まもなく開演です。一年以上にわたって企画・立案してきました東京青年会議所・世田谷地区の本年度のメイン事業、「せたがやしぐさ・五箇条」の発表会がはじまります。
 会場となりますのは、小田急線・京王井の頭の下北沢駅徒歩4分にあります「北沢タウンホール」(http://kitazawatownhall.jp/)です。近年の小田急線の複々線化に伴って、下北沢も大きく変わろうとしております。駅周辺はもちろん、近隣の地域も再開発でその姿が変わりつつあります。高校が井の頭線の駒場東大前にあったので、下北沢は通り道でした。安くて美味しい食事をたらふく食べられて、よく寄り道したものでした。最近は若者の文化発信地のような役割も備わり、土日の駅前は、渋谷?とおもうようなところがあります。その中心に位置するのが会場の「北沢タウンホール」です。
 そんな進化を遂げつつある「しもきた」で「せたがやしぐさ」の事業を発表できることを「せたがやしぐさ」スタッフ一同、大変喜びに感じております。
 「ひとは世につれ、世はひとにつれ」、けれども昔からかわらない価値があります。「思いやり」です。相手を思いやる心が、みなもの波紋のように広がって、”Better than before.”より良い地域コミュニティの形成につながっていけばこれ以上の喜びはございません。
 今回もこの数カ月に多くの、地域の皆様とせたがやしぐさを通して交流を持たせていただきました。皆様それぞれの環境の中で、それぞれに生活をし、がんばっていらっしゃる、立場は違っても、皆自分のコミュニティの中でよりよく生きたい、よりよくしたいという思いを感じることができました。小学校の授業にもお邪魔しました。高齢者施設の方々ともお話しました。
 そうした皆様の思いを本日、「北沢タウンホール」でお伝えします。日々変化を遂げる下北沢の地から、我々も、今年の事業としては終わりますが、「終わりの始まり。」これからも地域コミュニティの発展のために、微力ながら情報の発信をしていきたいと改めて決意を新たに致しました。
 世田谷は今日秋晴れの気持ちの良い朝を迎えています。
 ぜひ下北沢の地に足をお運びください。皆様のお越しを心よりお待ちしております。

2008年10月5日      
[せたがやしぐさ]スタッフ一同