--- サクラ咲く・新年度始まる ---
別れと出会いのこの季節・・・。行く(一月)、逃げる(二月)、去る(三月)の3か月が、気がつくとあっという間にすぎてしまい慌てている僕のような方もいらっしゃるのではないでしょうか?新年の誓い、New year’s resolutions も忘却の彼方かもしれません。そんな方には最近は、4月スタートの手帳があるそうですね。思いきって3か月間使用した1月スタートの手帳を投げ捨てて、すっきりさっぱり、新しい手帳を購入するのも、精神的に良いかもしれません。
さて、写真は、なんの変哲もない桜の木のようですが、実はこのサクラ、ご存知の方もいらっしゃるでしょう。最近発見されて新聞でも大きく取り上げられた、ソメイヨシノの亜種で「リダシプノ・サクラ」(ラテン語の種名が、Leadernoshipno Japonesis) というそうです。その新種のサクラがうちの近所にあるということで、近所中で大騒ぎになりました。場所は、"掃除おやじ"(2008年10月21日の記事参照)のお住まいから南へわずか100メートルほどの世田谷区の某所です。
写真の技術がないので、その特徴をきちんと皆様にお伝えできるか心配です。よ~くご覧ください。このサクラ、よく見るとその周りに5~6本の通常のソメイヨシノがあり、「リダシプノ・サクラ(以降、リダノシプノという)」を取り囲むように直立しているのです。そしてリダシプノは、なんとそのソメイヨシノにサクラの咲き方を指南するように、毎年最初に蕾を膨らませ、花をつけ、そして満開となります。そして、リダシプノは自分が満開になり、まわりの普通のソメイヨシノが花をつけだすと、それを見届けて、安堵したかのようにまず自分から散っていきます。まるで散り方も指南しているように・・・。周りのソメイヨシノは、先に散ったリダシプノを慈しむように、咲き誇りそしてリダシプノと同じように散っていきます。
この不思議なサクラどうしのドラマを僕らは毎年見てきました。
さて、このようなことが人間の世界にも当てはまるのではないでしょうか。
最近、「世の中リーダの不在」が叫ばれています。今の日本の某最高権力者もメディアを通したイメージだけですが、さて、この身をもって後輩たちに咲き方を教えて、自分は先に散っていくリダシプノに勝るリーダといえるでしょうか。よ~く観察しなくてはなりません。
松蔭の辞世の句、
身はたとい武蔵の野辺に朽ちぬとも 留めおかまし大和魂
この意味をぐっと考えたくなる今日この頃です。
さて、せたがやしぐさも、今年2009年の活動が少しずつ具現化してきました。スタッフは日夜、喧々諤々議論を重ねております。今年も「せたがやしぐさ」にぜひご期待ください。これは世田谷区に限らず、皆様のそれぞれのまちで、それぞれの環境で、自分の住むまちを愛するがゆえに、克服すべき多くの課題がございます。環境や状況は違っても、よりよいまちをつくりたい!それは、どこに住んでいようと共通の課題だと思います。せたがやしぐさは、そんな地域の皆様の「声」とともに、活動してまいりたいと思っております。
さてさて、このリダシプノ・サクラですが、黙して語らず態度で示す、こんなリーダシップを持ちたいなと願いながら・・・。ちなみに、ネットで検索されても、おそらくまだヒットしないと思います。今日は何の日かご存知ですよね?
注記:でも、この早咲きサクラ自体は実在しています。
今日もお付き合いいただき感謝です。
【せたがやしぐさ】ob